中古HDD4台追加
もう当分HDDは買わないつもりでした。でしたが、またしてもebayでMake Offerしたら通っちゃった系です。届いたのはだいぶ前ですが、、、
中古のDellの10TB HDDです。型番はHUH721010ALE600、HGSTのOEMですね。TB単価は$16でした。先日の6TBより単価は高いですが、6TBx6より10TBx4の方がポート数少なくて容量多いため、やはり多少高くても大容量HDDの方が使い勝手がいいのです。
HDDを接続している廊下収納のPCに接続するつもりでしたが、現状30台ほどつながっており、さらに4台つなげるためにはSATAケーブルを整理しないといけませんでした。少し多忙だったためそんな余裕はない!としばらく放置していましたが、先日の6TB HDDも全部埋まったためなんとかしないといけません。
単品性能
やはり容量が大きいHDDの方が速い。
先日買った6TBと違ってヘリウムレベルも最大値のままでした。優秀!
TR-004に入れてみる
以前購入していたQnap TR-004という拡張エンクロージャーに入れてみることにしました。TR-004はWindows10に接続しても普通に使うことができますが、SMARTが表示できないという欠点もありましたので、これを機に本来の用途通りQnapにつなげてみることに。元々TR-004に接続していたHDDは取り外してUSB接続でWindows10につなげ直しました。
TR-004のディップスイッチをSoftware Controlモードに変更し、QNAP TS-932PX-4Gに接続。ひとまずRAID0で設定してみました。
本来ならRAID5あたりが妥当なのでしょうが、Plot保管用に冗長性は要りません。このエンクロージャーはUSB3の5Gbpsのため、RAID0の恩恵をフルに受けられるわけではありませんが、限界の速度を知るためにRAID0でやってみます。
なんだこれクソ遅いぞ…
よく見ると最適化中となっていました。終わってから再度測りましょう。このまま放置して翌日。
SeqRead多少早くなったけどWriteの遅さはなんだろう?
ファームウェアのバージョンが古かったので最新にアップデートしてみました。
Readが爆速化しました。でもWriteは変わらず。
RAID0をやめてJBODにしてみました。Writeが少しだけ早くなりました。しかし遅い。
最適化完了後に再び測定。Writeが更にちょこっとだけ早くなりました。しかしこれでもまだ使い物になりません。
1台だけ接続にしてみました。ディップスイッチもソフトウェアコントロールモードから個別モードに変更。Windows10につなげて使っていた時と同じ条件にするためにNTFSで試しました。なぜならこのQnapには他にもNTFSでUSB接続しているHDDがあり、それはそれなりに速度が出ていることがわかっているためです。結果、Writeは今までで一番速くなりましたが駄目そう。
もう1点駄目そうなのが温度です。50℃を越えてしまい警告が出ています。特に負荷をかけていない状態でこれです。ちょっとファンの冷却が弱いかな。
結論。Qnap TR-004はQnapにつなげて使うとクソ遅い。(おま環の可能性はあり)
Windows10につなげて使うと普通。しかしSMARTが利用できない。よって、TR-004は買うべきでない。(インタフェースがSATA3Gbpsしかでませんし…総じて微妙です)
やっぱZFSよね~
先日退役させたCore i7-2600kを引っ張り出してきました。
こんなこともあろうかと、SAS9211-4iを追加で買っていて正解でした。
4portにした理由は8portより半額くらいで買えることと、足りなくなったらSAS Expanderかませばいいやと思ったからです。
とりあえず適当につなげてZFSで適当に組んでシリアルメモっておきました。
はやい。これだけ速度でれば十分ですねぇ。
CrystalDiskMarkではSeqWrite391MB/sでしたが、実測ではもっと出てました。
500MB/sを越えている感じ。
ZFS最高ですわ。
SAS Expanderかませると?
こんなこともあろうかと!SAS Expanderも追加で買っておいたのです。今現在、もうebayにはこのExpanderの在庫はありません。慧眼でした。
電源ケーブルをさくっとDIYして、4cmファンを結束バンド/タイラップ/インシュロックでくっつけてみました。このExpanderは元々エアフロー完備のサーバー筐体に入っていたものです。エアフロー前提の設計のため、無風だとやけどレベルで発熱します。ファンは必須だと思います。
ケーブルDIYについては過去記事をご参照ください。
ついでにHDDはケースに入れました。米尼で安い時は$25程度のものです。買った当初は微妙かな?とも思いましたが、3Dプリンタで出力したやつよりはしっかり固定できるのでリピートしました。
SAS9211-4iからExpanderの外部SASコネクタに接続しました。外部SASのケーブルは高くて使用を避けていました。今回Amazonで$7.95程度で売っていたものがありましたので試しに買ってみました。感想としてはケーブルが固くて取り回ししづらいので微妙です。内部SASケーブルで事足りるならそうするべきかなと思います。
直結からExpander経由にしてどれくらい速度が変わったかと言うと…
480MB/s程度、まぁ500MB/sいくこともありますし誤差ですね誤差。もちろん同時に複数アクセスすれば遅くなるでしょうが、Chia使用目的であればHBAカードは安いSAS9211-4iで十分ということがわかりました。
Chia農場部屋の主が日本に帰国したためまた数ヶ月使わせてもらう予定。廊下収納のサーバー類を移動させようかな(廊下が熱くてかなわん…)
最近のチア農場
種類 | 個数 | 容量 | POOL |
---|---|---|---|
og | 1103 | 109.22 TiB | hpool |
portable | 2677 | 264.95 TiB | SpacePool |
トータル3780plot 374.31TiB、chiacalculatorによると0.0952/dayらしいですが、実測では0.0752程度
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