Chia公式Poolプロトコルついに解禁

ついにChia 1.2.0がリリースされました。目玉はやはりOfficial pooling protocol、今までHpoolなど非公式のものしか存在しなかったプールが公式でサポートされました。これはChiaの公式がプールを用意したのではなく、プロトコル(仕組み)を提供しただけです。プールを運営してるのは公式ではありませんのでご注意ください。

今回の目玉はなんと言ってもPortable Pooling Protocolです。公式ブログより

With the portable pooling protocol, you can switch between pools and even go back to self-pooling

ポータブルプーリングプロトコルを使用すると、プールを切り替えたり、いつでもセルフプーリングに戻ることができます

当初はプールに参加したり、変更するたびにPlotの作り直しが必要と言われていましたが、それが不要となりました。要するに神アプデです。プールなんて参加しないよ!って人もソロプールを使えば同じなので、旧来のプロット(OG Plot)を作り続ける意味はありません。

今の所HPOOLはOG plotしか認識しないようなのでHPOOL続行の人は旧来のPlotを作り続けることになると思いますが、HPOOLで問題になっている重複などの問題が発生しないため、結果的に作り変えて公式プールプロトコルをサポートしているプールに移ったほうが報酬が多くなるのではないかと考えます。

Chiaのプールは?

ここにリストがあります。好きなのを選びましょう。

hddminingpool.jpという日本のプールもあるみたいですね、解説が全部日本語なので英語アレルギーの人はこちらを利用するのもいいでしょう。

私はなるべくプールパワーが強くてFeeが0なところからSpace Poolを選びました。詳しくは後述しますが、あとから変更も自由にできますので適当に選びましょう。プールを選択しないとプロットを作れませんので、とりあえずソロプールを選んでもいいと思います。

Space Poolは8/3までFee0%のようです。その後は1%なので、そのときに留まるか移るか考えます。

プールに接続するまで

まずは公式からChia1.2.0をダウンロードしてきてインストールしましょう。

つづいては同期です。フルノードとウォレットの両方がSyncedになっている必要があります。

公式GUIなんてしばらく存在すら忘れていたため、結構時間かかりました。

Poolというタブがあたらしく出来ていますので「JOIN A POOL」しましょう。もしウォレットにXCHが0だった場合、蛇口にウォレットアドレスいれてもらってきてください。プールに接続するのに1mojo(0.000000000001XCH)必要です。

ここでセルフプール(ソロ)にするかプールに接続するか選びます。

ちなみにセルフでも1mojo必要です。

ソロなんてやってられないので先程選んだspace poolに接続します。Fee 0なのが良いですね!

暫く経つと接続されます。Lavender Manateeとなっている部分はランダム生成のようです。

新しいプロットの作り方

公式Plotterはあいかわらず遅いようなので割愛します。もはやmadmax一択です。

Windows版の人はこちら↑。

本家madmaxはこちら↑。

ubuntuですでにインストール済みの人はアップデートしましょう。

cd chia-plotter
git checkout master
git pull
git submodule update --init
./make_devel.sh
./build/chia_plot --help

-c, –contract arg Pool Contract Address (62 chars)
が表示されてれいばOK

今までプロット作成時に埋め込んでいた情報は-p, --poolkey arg Pool Public Key (48 bytes)-f, --farmerkey arg Farmer Public Key (48 bytes)でしたが、-pが不要となり、代わりに-c, --contract arg Pool Contract Address (62 chars)が必要になります。

プールを登録しないとPool Contract Addressを取得できないのでこれがプールキーかな?と勘違いしがちですが、違うようです。1mojo使ってブロックチェーンに自分のウォレットとプールを紐付けていて、その識別アドレスみたいなもの。だからこれはプールキーとは別物です。

-fの取得方法
chia keys show

-cの取得方法
chia plotnft show
いっぱいでますが、「P2 singleton address (pool contract address for plotting): xch1cn(中略)yv5sy55ykr」がそうです。

GUIからも取得できます。

あとは今まで通りのコマンドで作ればオッケー。

Windows
cd C:\Users\hyperbanana\Documents\madMAx43v3r_chia-plotter_win_v0.1.1
chia_plot -t D:\maxTemp\ -d U:\newPlots\ -r 12 -n -1 -w -f a2d4c(中略)312b0 -c xch1c(中略)v5sy55ykr

 

ubuntu
/home/hyperbanana/chia-plotter/build/chia_plot -t /mnt/sas/ -2 /mnt/ram/ -r 24 -d /mnt/hgst/newPlots/ -w -n -1 -f a2d4c91(中略)66bd312b0 -c xch1cnqp(中略)5sy55ykr

出来上がったらPlotsタブからディレクトリを登録します。

無事にファーミングが始まりました。

確認

Space PoolのサイトにLauncher IDを入力すると色々確認できました。

Launcher Idはここで確認できます。

ちなみにプロットを登録してからPOOL側に反映されるまでかなり時間かかりました。気長に待ちましょう。

プール変更する際は「CHANGE POOL」からやれそうです。多分また1mojoかかるとおもいますが。

今後の方針

今回新しくウォレットアドレスを取り直しました。新しいNFT Plotはそのウォレットで作るつもりです。そしてHPOOLに登録しているOG Plotを徐々に作り直していこうかと思います。

できればプロット用のキャッシュHDDを使い潰す前に来てほしかったけれど、これ以上は急いでも報酬大差ありませんので、madmaxのみでマッタリやっていこうかなと。

madmaxにOGプロットを消して作り直してくれる機能とか来ないかな…。