プロット保管場所枯渇対策
Plot保管用のSeagateHDDを買わなくなってしばらく経ちました。一時保管用途につかっていたQnapの空き容量がまもなくなくなります。
恐れていた事態が来てしまいました。こうなる前に公式Poolが来てくれると思っていたんです。来ませんでした。来てくれたらプロット作り直すっていう新たな目的が出来たんだけどなぁ。Chia開発にはがっかりだよ。
こうなった時のことは考えてありました。プロット作成キャッシュ用のHDDを保管用に転用することです。ちょうど先日返品したHDDの代わりが到着したばかり。
1ヶ月ほど前に買ったSynology増設用ユニットDX517に装着しました。
Synology DS1817に接続しました。
ちゃんとSynologyから認識されています。
本当は全部同じモデルで揃えたかったんですけど、手に入らなかったので2つのモデルが混在しています。TOSHIBA NAS用8TBというのは一緒ですけれど。
シングルにするか迷いましたが、ひとまず本体と同じSHR1(RAID5)で組んでみました。DS1817とDX517で速度がどれくらい違うか気になりますね。たぶんeSATA接続なので6Gbpsあたりが限界だと思われますが果たして…
CrystalDiskMarkしてみたところこんな結果になりましたが、パリティ整合性チェック中のためパフォーマンスが落ちてる可能性があります。これ終わるの1週間くらいかかるのでまた後日覚えていたらやりましょうか。
Qnap TR-004 DAS買った
いつもの通り中古品がやすかったので買ってしまいました。Qnapの増設用ユニットです。Direct Attached Storage(DAS)というもので、USB接続でWindowsにもつなげることが出来ます。
Qnap TR-004は新品だと$256くらいするけれど、中古で$148.04でした。
箱は例によってボコボコ。
中身は超キレイです。
ディップスイッチ切り替えでハードウェアRAID組んだりもできます。RAID 0, 1, 5, JBOD, individualから選べます。とりあえずindividualを選択。
Ryzen9-5900XにつなげていたSeagateの2TBを4台取り外し、DASに入れてTP01に繋げてみました。
ちゃんと個別に認識してる!!!ひとまずキャッシュとして使ってみましょう。
残念ながらCrystalDiskInfoでSMARTは取得出来ませんでした。
SATA HDDを取り外してしまったRyzen9-5900XマシンはSAS2911-8iを再び装着し、SAS HDDx8構成に戻しました。キャッシュ用の8TB HDDを取り外した影響で色々構成が変わっています。
稼働HDDを増やしすぎた結果(今日だけで3.5インチ9台の増加)、ブレーカーが落ちまくるようになってしまったため、TP01をUPSに接続しました。足りない電力はひとまず別系統のところから延長ケーブルでなんとかします…ここの裏配線整理したい…
nvme+ramdisk
試したいと思っていたnvme ssd + ramdiskを試してみました。
temp1: nvme ssd (samsung 970 evo plus 500GB)
temp2: ramdisk (110GiB ImDisk)
dest: Qnap (10GbE)
2229.37secときました。約37分です。ぱねぇ。
速いのは最初だけでは?とも思ったので15個ほど作ってみました。平均は2294.506sec (0:38:15)でした。このペースだと37.6plots/dayになりますね!
Gen4 nvmeならもっと速いのかなぁ…試してみたいけど持ってないよう
2229.37sec (0:37:09)
2297.14sec (0:38:17)
2376.37sec (0:39:36)
2292.45sec (0:38:12)
2274.41sec (0:37:54)
2296.99sec (0:38:17)
2290.52sec (0:38:11)
2299.6 sec (0:38:20)
2298.31sec (0:38:18)
2289.02sec (0:38:09)
2288.74sec (0:38:09)
2287.21sec (0:38:07)
2289.37sec (0:38:09)
2308.5 sec (0:38:29)
2299.59sec (0:38:20)
ではtemp1の書き込み量はどうでしょうか?
開始前の970EvoPlusの総書込量は108157GBでした。Cドライブで使っているのでplot以外でも増える要因はありますが、目安にはなるでしょう。
15個作成後の値は114436GBでした。
差し引き6279GB/15plots=418.6GB/plot
プロット1つ作るのに公式Plotterでは1.4TB程度の書き込み量となるようです。madmax版はtemp1で25%、temp2で75%の書き込みをします。つまり、1.4TBx25%=350GBなのでまぁ近いと言えるかな。
で、寿命は?このSSD、Samsung 970 Evo Plus 500GBは300TBWです。418.6GBで割ると、716.6plots作成可能です。
1日37.6plot作れる計算なので、1日あたり15739.36GBの書き込みが行われるはず。つまり、300TBWだと19日程度で寿命を迎える計算ですね。もちろん2TBモデルなら1200TBWあるので4倍長持ちします。
500GB SSD程度ならそれほど高価でもないでしょう。HDDを早急に埋めたい場合は使い捨ててもいいかもしれませんね。そこは好みでいいと思います。私は残りHDDがあまりないのでHDDでゆっくりやるつもりです。
余談ですが、RamDiskソフトであるImDiskの設定ではGB表記だったので118GB割り当てていましたが、どうやらGiBのことみたいで実際は118GiB割り当てられておったので、110GiBになるように変更しています。結果96%くらい専有してたメモリが91%程度になりました(使用可能12GB程度)
今日のチア農場
plot 1697 → 1744 (+47)
XCH 1.65157249(+0.04767343)
nvme+ramdiskの恩恵でめちゃくちゃ増えたかと思いきや、キャッシュ用HDD取り外すためにマシン落としたり、ブレーカー落ちたりなどで思ったよりは増えませんでした。明日からはキャッシュ減の影響でもっと作成数落ちる予定。
Netspaceの増加が穏やかになってますね。この調子で停滞してくれると嬉しいな。
ディスカッション
コメント一覧
こんばんは。気になった事があったので差し支えなければお聞きしたいです。
バナナさんの環境よりしょぼい構成で2170sec台なので、cpuとssd,ramdiscの負荷を知りたかったです。
こちらは、
10850k(20TOC無し100%張付)
-T CSSD-M2B1TPG3VNF(30-50%を上下)
-2 CSSD-M2B1TPG3VNF(30-70%を上下)
CSSD-M2B1TPG3VNFは10世代cpuなんでpcie3.0 1800tbwで安いんで使ってます。
3960xでplotマシン作ろうと揃えたんですが、madさんのページにopenCL対応するって書いてあったの見て組み立てるか迷ってました。
さらにバナナさんの記事みてこの辺が上限?と思い始めました。
その構成で2170secとは、gen4 nvmeはすごいですね。
CPUは24TOC無しフェーズ1などは100%張り付きです。
ssdの温度は見てませんでしたね…
ramdiskも風をあてたら速度が改善した程度で負荷という観点では見ていませんでした。