念願のSAS Expanderを手に入れたぞ!!

Amazonで注文していたSAS SFF-8087 to SFF-8482×4のブレイクアウトケーブルがようやく届きました。

ですが、これは7/1に注文したやつではありません。

この荷物をトラッキングすると7/9にHonoluluに到着してから動きなし。おそらくロストだと思います。7/22になって届かなかったら返金手続きになります。

今日届いたのは、7/14に再注文したものです。7/9以降動きが全然なかったので、こんなこともあろうかと再注文しておいたのです。ついでにSATAのブレイクアウトも一緒に。(我ながらナイス判断だった)

SFF-8097 to SATA x4は$8.99と安価だったので予備です。

ついでにケーブル類も一緒に注文していました。これらの用途は後述します。

SATA to Molex4pin 10inch 3pack、$6.85

Molex4pin to CPU4pin、$4.42

そしてこいつが本命、SAS Expanderです!!!Dell PN 5R10Nというモデルで、ebayで$39.99でした。Amazonで安いエキパンを注文しては届かずにキャンセルされ、Aliexpressで注文しても在庫がないとキャンセルされ、これが5回目の注文です。5月くらいからずっと欲しかった。

本当はPCI Expressから給電するタイプが良かったんですが、妥当な値段で全く手に入らないので妥協しました。これは給電がCPU4pinタイプです。しかし、このまま使うとぶっ壊れます。

CPU4pinのピンアサインは以下の通り。(爪を下にした場合左上が1、右上が2、左下が3、右下が4)
1.GND
2.GND
3.12v
4.12v

このエキパンは以下の通り。
1.GND
2.GND
3.12v
4.5v

どうにかせんといかん。

ペリフェラル4pin to CPU4pinのピンアサイン変えるだけで済むかと安易に考えていましたが、これは12vを分岐させているタイプなのでダメそうです。そこで、ペリフェラル4pin to SATAとニコイチします。

ちなみにエキパンにはスペーサーをかませて浮かせています。以前のマイニングブームのときに買っていたもののあまりです。意外とこれ使い勝手がよくて重宝しています。

ワイヤーストリッパーでぶった切ってムキムキしました。

赤が5v、黄色が12v、黒がGNDです。

ねじねじ。

適当にハンダで固定します。

熱収縮チューブで保護します。

ライターで適当に炙っておしまい。ヒートガン欲しい。

こんな感じになりました。繋げたら普通に動いたーーー!

5月に買ってあったSAS SFF-8087 to SFF-8087ケーブルをSAS9211-8iに接続します。エキパン側はどこでもオッケーです。別のポートにブレイクアウトケーブルを接続し、HGST SAS 7.2k HDDに接続してみました。

ちゃんとホットプラグになっていて、ubuntu起動中にもかかわらず認識したー!!
J,K,L,Mの4つが新しく加わりました。

チップがアチアチなのでファンで冷却が必須かもしれません。元々サーバー筐体の強烈なエアフローが前提になっていると思われます。やけどするレベル。

空きスペースを無理やり作って4台追加してます。ケーブルがなくて出番が無かった3.5インチSAS HDD 2TB(7200rpm)にようやく出番が…

本当にごっちゃごちゃになってしまいました。Define7が届いたら整理しようと思います。

この棚の中にHDD34台、SSD4台が入ってます。12cm冷却FANは9個つかってます。これも地味に電気食うんですよね。「HDDには風を当てろ!」が家訓です。

madmax動かさなければ消費電力400w程度です。動かすと500~600wくらい。

設定編

ディスク番号確認
sudo lshw -short | grep disk

新しいのは/dev/sdj、/dev/sdk、/dev/sdl、/dev/sdmと判明。

ZPOOL作成-fで強制フォーマット、-mでマウントポイント指定
sudo zpool create -f -m /mnt/sas7.2k sas7.2k_2 /dev/sdj /dev/sdk /dev/sdl /dev/sdm

確認
zpool status
zpool list
df -hT | grep zfs
zfs get mountpoint

オーナー変更
sudo chown hyperbanana:hyperbanana /mnt/sas7.2k

smb共有設定
sudo vi /etc/samba/smb.conf

[sas7.2k]
path = /mnt/sas7.2k
writable = yes
guest ok = no
valid users = @hyperbanana
create mode = 0644
directory mode = 0755

 

smb設定反映
sudo systemctl restart smbd

NFS設定ファイルに追記
sudo vi /etc/exports

/mnt/sas7.2k 192.168.1.0/24(rw,nohide,insecure,no_subtree_check,async)

設定反映
sudo exportfs -ra
sudo systemctl restart nfs-kernel-server

つぎにクライアント側(ubuntu)にて

マウントポイント作成
sudo mkdir /mnt/sas7.2k_nfs

マウント
sudo mount -t nfs ubuntu2600k:/mnt/sas7.2k /mnt/sas7.2k_nfs

確認
df -Th | grep mnt

ls -l /mnt

Windows10にて
\\ubuntu2600k

8TB確保完了。まぁこれも2日ほどでなくなるわけですが。

エキスパンダー経由だと多少遅くなりますね。でも十分。

エキパン経由しないベンチ結果はこっちに掲載しています。ただしPCスペックが段違いなので単純に比較はできないと思いますが参考までに。

最近のチア農場

種類 個数 容量 POOL
og 2502 247.76 TiB hpool
portable 417 41.272 TiB SpacePool

Space Poolが日本語対応しました。日本語にするとダサくなるから英語に戻すか…

Chia Calculatorでtime to winが24daysになってました。Netspace増えてないのに地味にHDD追加したのが効いてるのかな。

XCHの価格?それは考えてはいけない!