我が家のPCオーディオ周りのセッティングについて

ふと4亀の記事が目に入った。

漆黒のヴィランズのクライアントから,オーディオ出力の切り替えに対応されましたが,これはどのようにして改善されたのでしょうか。

マジでっ!?

「オーディオ出力の切り替えに対応」していなかった時代はどうだったのかというと、スピーカーから出していた音をヘッドフォンに変えたいなー。Bluetoothポチッ→FF14が無音に…。

昔はオーディオデバイスの切り替え↑が出来なかったんです。クライアントの再起動が必要でした。それができるようになったというのは喜ばしいことですが、うちのPCはこのオーディオデバイスの切り替えをしない前提で設計してしまったのでした。もっと早く知っていれば…とも思いましたが、よくよく考えるとオーディオデバイス切り替えする環境と比べて今の方が快適だぞ、と思い直しました。せっかくなので紹介します。

まず、PCからUSBサウンドデバイスで音を出力しています。EDIROL UA-4FXという化石ですが、まだまだ現役です。これにコンデンサーマイクAT2020を接続してテレワークしています。

UA-4FXのLINEOUTからMaker hart Just Mixer 5につなげています。 これはBluetooth入力も可能で便利なミキサーです。iPadやiPhoneなどを気分によってここにBT接続でつなげています。サブPCやPS4なんかもここへつなげています。

PS4は当初HDMI経由で音声出力し、モニタのLINEOUTからMixserに接続していたのですが、ノイズがひどく、オーディオコンバーター経由で光デジタルをRCA出力に変換するように変更しました。どうもモニタを経由させるとノイズがひどくなりやすい気がします。

他にも第2世代Airport ExpressをAirPlay専用としてつなげていますが、最近は出番がほとんどありません。iPhoneから音鳴らすときはBluetooth接続してしまいます。

さて、JustMiser5には出力が3つあります。音量固定で出力されるもの、一番右のつまみで調節できるもの、ヘッドフォン用の3つです。

つまみで音量調整できるLINEOUTからはスピーカーにつなげています。Bose Companion 2 Series III Multimedia Speakers – for PCという$99程度のやつ。そこそこ小さいけどパワフル。ぶっちゃけほとんど使わないですね。音を出すと家族から苦情が来るため。ヘッドフォンの電池が切れたときなどの緊急時に小さめに鳴らすくらいでしょうか。

音量固定の出力からはBluetoothトランスミッターに接続しています。
骨伝導 ワイヤレスヘッドホン テレビ用AfterShokz トランスミッターセット Bluetoothイヤホン aptx 低延遅 AS801-ABT01というなぜか日本でしか見たことが無い製品ですが、Bluetoothトランスミッター経由で骨伝導イヤホン使用です。APTXに対応しているというのが最大の特徴。

AptXは低遅延で素晴らしいコーデックですが基本Android用です、PCと直接Bluetooth接続するとだいたいSBCというコーデックになってしまい、この製品のメリットが何もなくなってしまいます。しかしこのトランスミッターはAptXに対応しているのです。PCと直接繋げない最大の理由はそれ。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

というわけであらゆる音が出るデバイスをMixserで全部ひとまとめにして全部骨伝導イヤホンで聞いております。

というわけでまとめ

メリット

  • 耳が疲れない
    イヤホンとちがって耳が疲れることもなく、1日中つけていられます。スピーカーから音がでてるのか、骨伝導イヤホンから音がでてるのかとっさに判断できないくらい違和感なく聞こえます。
  • 家族に迷惑がられない
    わりと重要ポイント
  • 話しかけられても気付ける
    父が最近ずっとヘッドフォンして音楽聞いてますが、話しかけても気づきません。イラッと来ますね。
  • APTX低遅延
    ゲームやってても画面と音がズレることによる違和感がまず無い。SBCだとわかるレベルで遅れます。
  • つけっぱなし
    家にいるときはトランスミッターとペアリング、外にいくときはiPhoneとペアリングすることによってずっとBGM鳴らし続けることも可能。感覚的にはカフェで店内BGMが流れてるようなイメージでしょうか。

デメリット

  • 機材が高い
    特にトランスミッター付きのAPTXなAftershokzが¥26,268とかしますね…ちと高いですが品質はとても良いですよ
  • 電池が切れると弱い
    ほぼ1日持ちますが、使いすぎると切れます。離席時は充電するといいかなあ。
  • ペアリング切り替えが面倒
    トランスミッターとiPhoneの切り替えが面倒です。なので最近はペアリング切り替えはせずに、Aftershokz2台運用しています。APTX対応のものはトランスミッターにつなげっぱなし。iPhoneはSBC対応のAfterShokzを常時接続。それぞれペアリング先が変わらないので電源入れれば即接続されます。それぞれ未使用時に充電すればまず電池が切れることはありません。超便利です。
  • トランスミッターの範囲外にでちゃうと警告音「ピピッ」がうるさい
    これはどうしようもないです。出力が強いトランスミッターに買い換えるか、部屋から出るときはヘッドフォンを外すかすれば良いのでしょう。しかしこの骨伝導はつけていることをしばしば忘れるのです。
  • スピーカー使わなくなる
    骨伝導が快適すぎるのが悪い

骨伝導イヤホンとBluetoothトランスミッターの環境はめちゃくちゃ快適なので超オススメです。