勝つためのプロット生成スピード
昨日の記事でMACを使ってプロット生成していました。
その結果が出たので書いておきます。
MacBookPro2016 Core i5-6267U メモリ8GB
プロット設定は4スレッドRAM6000MiB、HFS+でフォーマットしたWD12TB外付けHDDをTMPにして大体16時間くらいでした。おそすぎた。
次にAPFSにフォーマットしなおして他同条件にて作成してみたところ、11時間45分という結果でした。Core i7-6700Kで並列プロットした場合のWD12TBと同じくらいの時間でした。MBPは並列していないんだからもうちょっと早くても良いのにね。
アクティビティモニタ自体も結構CPU食ってるっぽいので、次はモニタせずにプロットしてます。もし変化があればまた書くつもり。何もなければ同じくらいの時間だったと思ってください。
なお、Ryzen7-3800Xでは8~9時間(3並列)といったところです。
Macよくわからん。
MBPのファンがうるさいのでチア農場へ退避させました。あまりに汚いんで、次にPCが停止したタイミングでなんとかします…
勝つためには?
現時点では226プロットあります。勝つまでの予想は25日です。
昨日は197プロットで25日でした。
一昨日は169プロットで24~25日。
Chia Calculatorに226と突っ込むと24daysになりますね。つまり、1日のプロット生成数が30弱だと横ばいということです。
勝率上げるには30plots/day以上作らなきゃいけないんです。でもたぶんこれどんどん増加していくでしょう。
でもちょっとまって、30プロットって約3TBですよ。先日8TBのHDDを3つ買ってきましたが、約1週間で埋まるってことです。そんなのあっという間にHDDが枯渇しますって。
勝つまで25日ってことですが、仮に増加率が今のままだとしても、25日後にはあと750plot作らないといけないわけです。既存の226と合わせると976plots…約100TBですねえ。あとHDD何台買えばいいんですか?それでようやく1回勝てるかどうか。今のレートだと$1200ですか、割にあわないですね。前にも個人では太刀打ちできないと書いたと思いますがこういうことです。
やはり投資はせずに当たるとラッキー程度の博打にとどめておくのが無難かなと思います。プールがあれば参加したいなぁ。希望としては手持ちのHDDが全部埋まる頃にはプールが登場してそっちに移行していきたい。そうすればいつ来るかわからない当たりを待つこともなく、小容量でも戦えます。
というわけで、仮に投資するとしたら何にするべきか優先順位を考えてみます。(※個人の意見です。異論は認めます)
1位:必要なモノ
たとえば私の場合、NASを買ったばかりでHDDを必要としていました。この場合、HDDが必要なモノになります。Chiaをやめたあとも使いみちがある物のことです。
2位:必要ではないけど有ると嬉しい
例えば、CPUですね。今のメインマシンはRyzen5000シリーズが出る直前に組んだもので、CPUはRyzen7-3800X、マザーボードはB550、ZEN3でたらCPU買い換えるぞ!と組んだ当初は思っていたものです。正直普段使いであれば3800Xで十分すぎますが、Chiaのプロット作るには多コアの方が良い。だからRyzen9-5900X買っちゃうか!!!といった感じ。5900Xほしいけど納期が下旬…
3位:HDD
Chiaのためだけに投資するならHDDでしょう。プロット生成がどんなに早くなっても、保存先がなければ話になりません。プロット保存用に安いSMRのHDDを買うのもいいですが、キャッシュにも使用できるCMRのHDDをオススメします。ギリギリまで攻める並列プロットするならSSDと大差ない速度になります。保存先が枯渇してきたらキャッシュから保存用に鞍替えできますね。将来的にはFreeNASでZFS組んで自作NASにするのも面白いかも。その場合はSMRは避けましょう。
4位:SSD
ギリギリを攻めずカジュアルにプロット作りをするなら2TB以上のSSDがいいでしょう。2TBなら5つ並列可能です。生成タイミングずらせばもっと増やしても大丈夫かもしれませんが、試していません。TBW(書き込み総量)が多いSSDだったらそうそう寿命が尽きることもないと思います。HDDよりSSDのがChiaを卒業後も流用しやすいのではないかと。
5位:PC(プロット用)
メインPCでプロットを作ると日常業務に影響が出ます。なので、ほどほどにするしかありません。うちもメインのRyzen7-3800Xでは3並列でタイミングをうまく調整し、半分以上のコアが空くようにしています。そうするとプロット専用のPCが欲しくなります。うちには未使用のPCがたくさん眠っていたので、なんとかなってます。でも1台しかないとサブPCが欲しくなりますよね。多コアでメモリたくさんつんでてHDDいっぱい搭載できるPCあるといいね。問題はChia卒業後に使いみちあるの・・・?っていうことでしょうか。メインPCが古いから新調して今のやつをサブにする!ってのは2位に書いたやつですよ。うちは”未使用”のPCがたくさんあったからなんとかなっているだけで、不必要なPCは邪魔でしかありません。(終わったらメルカリとかで売っちゃえばいいかも?)
6位:プロット用HDD
3位と若干被りますが、大容量HDDは高くて買えないけどSSDの寿命削れるのが嫌だ!の場合はプロット専用のHDDを買うのはアリだと思ってます。2TB、7200RPM、中古あたりならebayで1個$20~$25くらいで調達可能です。昨日も書きましたが、ポチりました。届くのはまだまだ先ですが…日本ではどうか調べてませんがヤフオクに中古品でてませんかね。
エンタープライズ向けの製品が中古で出回っていると思いますが、SASは駄目です。形状がSATAであってもSASコントローラーがないと認識しません。HBAカードなどが別途必要になってしまうので出来ればSATA HDDを購入しましょう。でもSASとSATAで性能差どれくらい出るのか気になりますね…SASなんて一生個人で使うことは無いと思ってましたが、ebayみてたら2TBのSAS HDDが送料税込$25程度で売ってるじゃないですかーーーということでこっちもポチってしまいました。普通のSATA HDDもまだ届いてないというのに、届く頃にはオワコン化してるかもしれませんが比較記事にしたいと思ってます。
SASに手を出してしまったので、HBAカードはLSI SAS9211-8I を注文。中古で$62.99、このカードは通常はRAID用のIR Modeですが、ファームウェアを書き換えることでIT Modeに変更することができます。簡単に言うとPCに直接HDDを認識させられます。SAS9260-8I という発売当時7万くらいした憧れのRAIDカードも今や新品で$58.78…悩みましたがこっちはIT Modeにできないのでやめました。HDDはRAIDカード側で認識し、RAIDカードが作ったボリュームをPCが認識する形になってしまうので、ZFSなんか組むときに支障がありそうだったので。(今どきはOS上でソフトウェアRAIDしたほうがよさそう)
まとめ
好きなもの買おう。
離島なもので、注文したものが届くのに時間がかかります。やりたいことは多いけど即時対応できないのが辛い。優先順位とか書きましたがね、Chiaの取引価格みてテンション上がってポチったパーツを列挙しただけですよ。以前から注文していたNAS用パーツ以外はまだ何一つ届いていません。もし日本にいたらアキバに行ってその日のうちに調達できてたんだろうなぁ…
まだChiaの勝利回数は0なので一切利益など出ていませんが、楽しいので良いかなと思います。プールはよ!
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コメント一覧
お世話になっております。いつもHDDマイニングの記事を参考にさせていただいております。
おそらくご存知かとは思いますが、HPOOLというchiaのマイニングプールがあります。
https://olexandersiryj.medium.com/chia-mining-hpool-tutorial-1e838c5aff9e
中華なので怪しさ全開ですが、自分は小規模なのでこれでやってみようと思ってます。
実験台になってくださいという意味ではないです。いつも参考にさせていただいているので、お役に立てれば幸いです。
ただ、始める際は今までのプロットは無駄になってしまうかもしれません…
情報提供感謝です。
そのプールは昨日存在を知りましたが、ちょっと怪しいので様子見してます。
プール参加時はプロット作り直しになるのは承知していますので、
既存のHDDが全部埋まったらちょっとずつ作り直してプールに移行していければなと…
横入すみません。参考までにhpoolは公式で作った畑を利用できます。公式アプリのファーミングディレクトリから除外してhpoolのマイニングアプリでディレクトリ指定すればOKです。
これは、hpool用に新たに作らなくて良いってことですかね。となるとやはり秘密鍵もろとも引き渡さないといけないということで、どうしても躊躇しちゃいます。
今から新たに始めるならhpoolで試してみるのもいいですけど、ここまでソロで頑張ってきたので1回当たるくらいまでは頑張ってみたいです。