ハワイ旅行するときは旅行保険に入ろう

先月から母がハワイに滞在していたんですが、先週の日曜日に転んで腕を骨折してしまいました。

困った事に、

  • 休日で病院が休み
  • アメリカの健康保険に未加入
  • 旅行保険に未加入

という状態でした。

たぶん911に電話して救急車呼んでしまうのが一番早いです。しかし、保険がなかったり旅行保険だったりすると話がややこしくなると聞いたため、別の手段を取ることにしました。

シェラトン・ワイキキにドクターズ・オン・コール(Doctors on Call)という病院があります。エントランスの右手あたりに半地下になっている部分があり、そこの一角にあります。ここは毎日午前7時~午後11時まで、土日もやってます。海外旅行傷害保険やクレジットカード付帯保険に対応することができ、日本語スタッフが常駐しています。ワイキキのホテルだったら車で迎えに来てくれるそうですよ。

車で直接行く場合はロイヤルハワイアンセンターの駐車場と間違えないように気をつけてください。シェラトンの駐車場に止めていればパーキングバリデーションしてくれます。(駐車券くれます)

今回は旅行保険にも未加入だったため、クレジットカードの保険を利用しました。が、まずクレカ会社に電話して保険が使えるかどうかの確認が必要です。隣に骨折って苦しんでいる人がいるのに、クレカ会社と長々と電話しなければいけません。しかもここ、T-Mobileは圏外です。Sprintは入ったのでSoftbankの人は安心。まぁ、言えば電話貸してくれると思いますが。

American Expressのカード保険は、200万円まで補償、領収書の原本と診断書があれば帰国後に申請することができるとのことでした。カード会社によってはキャッシュレスでいけるところもあるようです。ちなみにパスポートが必要です。日本人旅行者は持ち歩いてるとは思いますが、念のため。

あとはひたすら問診票を書いてひたすらサインサイン。利き腕骨折してたらサインとかどうするのだろうか。

お医者さんはアメリカ人。「つまづいてころんだ」のつまづく(stumble)がとっさに出てこなくてまごまごしてたら通訳のおばちゃんを呼んでくれました。あれな、携帯圏外だとグーグルに繋がらなくてマジで困る。英語力が貧弱すぎる。グーグル翻訳アプリのオフライン設定してたはずだけどなんか動かんかったよ?なんでだ…

痛み止めの注射をケツに打って、スゲー強そうな鎮痛剤を処方してくれました。

ハイドロコドンですって。名前からしてつよい。実際吐く人も居るからまずは1錠から試せとのこと。ちなみに母は速攻吐いてました。どうやら駄目みたいで早々に使用を断念。

ドクターズオンコールでレントゲンを撮ったところ、無事骨折が確認できたので整形外科へ転送されました。車で送ってくれるようなことを言っていましたが、我々は車できていたので直接向いました。

ドクターズオンコールでの支払いは$600程度。

向かったのはAll Acess Orthoという病院です。(写真撮る余裕はなかった)
シェラトンから車で10分くらいのところにあります。日本語スタッフは(たぶん)いません。

ここでもひたすら問診票を書かされました。レントゲンのCDを渡して見てもらったところ、「キレイに折れててズレたりしてないからこのままでいいよー全治6週間ね、今日は専門の先生いないからWeekdayにまたきて、明日電話するよ」とのこと。ハワイ(アメリカ)の電話番号が必要です。旅行者で電話がない場合どうするんだろ。

しかし何も無しか。レントゲンの結果が悪くなかったのだから喜ぶべきなのだが、何のためにここまできたのか。そして来週何のために専門の人に診てもらうのか。このままギプスもなしで良いとこの人は言っているのだが…うーん。

お支払は$200程度でした。

しかもここの駐車場、バリデーションもらったのに機械に$1請求されました。無人の駐車場だったので訴えることもできず、仕方なしにクレカで払う。(他の駐車場でもよくあるんですが、クレカでしか払えません。仮にクレカがDeclineされると詰みます。プッシュボタンで係員呼んで対応してもらわないといけないし、駐車場出口は大渋滞だし最悪…)

自分は23日に日本に帰国する予定だったため、母を一人でハワイに残していくことになってしまいます。数日経ってみて、一人で生活するのが無理そうなので一緒に帰国する事に決めました。病院からは電話きたけどお断りました。

明日、日本に帰りまーす。

JALが酷いというお話

で、JALで急遽飛行機取ったんですが、これまた苦労しました。

アメリカ発の航空券を買う場合はサイトが異なる

普通に日本からの往復航空券を買ったのはこちら

しかしアメリカ発の飛行機を買う場合はここじゃないと駄目みたいです

しかもJMBログインをしようとするとエラーになります。どうやら日本で発行したJMBアカウントは日本でしか使えないようです。意味不明。JMBってたぶんJALマイレージバンクの略語だと思うんだけど、地区ごとに独立してるなら別の名称にせえよ。本当にわけが分からない。

何でもかんでも電話で問い合わせ

チケット購入時に、病気や怪我の場合は事前に連絡しろって言われました。が、その電話が全くつながりません。土日祝日はやってないのはわかるんですけど、平日にかけても1,2時間待たされるのは当たり前。しかも「大変込み合っております~」の自動アナウンスで流れる音声が最悪です。

フルコーラス録音しました。こちらをご覧ください。スピーカーモードとはいえ、これを数時間聴き続けるハメになります。これを用意した担当者とJAL役員は毎日これを聞きながら仕事してみるがいい!!!!

ようやく電話がつながって骨折の件を話してみたところ、「医師のレターが必要です」「隣が空いてる席を取るなどは出来ません」とのこと。JALが全然電話つながらないせいで帰国ギリギリの問い合わせになりました。医師のレターなんて間に合いません。席も配慮ができないって。2時間もかけて、電話した意味が、マジで、なかった。なんで電話させるの?ふざけんなJAL

まとめ(ハワイに来るときはこれを用意しよう)

  • 海外旅行傷害保険に入ろう(クレカについてるやつでもいいけどちょっとめんどい)
  • パスポートは持ち歩こう
  • 海外で使える携帯電話を用意しよう(Softbankアメリカ放題、HanaCellアメリカ携帯、その他プリペイドSIMなど)
  • 運転する場合は国際免許を取ろう(日本の免許+パスポートでも法律上運転可能ですが、こっちのポリスは日本語免許読めないので「免許不携帯」で切符きられる→裁判所出廷沙汰になる)