中古HDDを6台も追加

ここ最近Blogが放置気味になっていますが、Chiaが停滞中なので特に毎日ネタがあるはずもないわけです。今後もHDD買った!などの構成変更時に更新していくことになるかと思います。

というわけでebayで安い中古HDDを見つけてしまい、戯れにMake Offerしたら通っちゃったのでありました。注文したのは8/4、届いたのは8/16です。発送まで長かった…あまりにも発送が遅くて大丈夫かなぁと思っていたら、HawaiiにはFedexで送れないからUSPSでいい?って聞かれました。なんでもいいからはよ送ってよ!

結構厳重な梱包で登場しました。

Arkの梱包材みたいなのが満載でした、これ部屋であけると大変なことになるので勘弁して欲しい。

HDDはガッチガチに固められていました。ダンボールいつもボコボコになるもんね。仕方ないね。

ちゃんと静電気防止袋に入ってた。

HGST HUS726060ALA640、6TBが6台。・・・なんで6台買ったんだっけ?4台毎に買うべきだと思うんだよ。SASブレイクアウトケーブルの都合上。ちなみにお値段はTB単価$15.5程度です。

Amazonで購入したStainless Steel Hard Drive Cageに入れました。Aliexpressでよく見るやつです。セールで$25程度だったので試しに買ってみました。

買った当初はHDD入れるのも出すのも固くて微妙かなぁと思ったのですが、一旦ネジを緩めてからHDDを入れたあとにネジ締め直したところいい塩梅になりました。強度不足で共振が防げずにRAIDで問題が出るという話も聞きましたが、まぁものは試しだ。3Dプリンターのよりマシだと思うので。

あ、でも5台入る触れ込みなのに物理的に4台しか入らないのはひどいと思いました。

NAS PCに接続してみる。うーん、このラックもう1台買うか。本当はHDDRACK5が欲しいが在庫がない…

肝心のHDDは不良セクタはなし。使用時間は2000日ちょい。塀有無レベルが少し下がってる個体がいくつか。プロット入れるだけだし十分すぎます。

設定編

何度もやっている作業なので、備忘録見ずに設定できるようになってきましたが念の為備忘録を残します。

あ、その前にubuntuでもsmartが見れるようにしておきましょう。
smartctlを使うためにsmartmontoolsをインストール
sudo apt install smartmontools

smart確認
sudo smartctl -a /dev/sda

新規に追加したディスクを見つける
sudo lshw -short | grep disk

sdzの次はsdaaらしい(笑)sdz,sdaa,sdab,sdac,sdad,sdaeが追加したディスクとわかりました。

今回はHDDのシリアルを事前に記録しておいたのでどれがどれか判別できるようにしたいと思います。HDD本体にはテプラで(1)~(6)まで番号を振ってます。smartctlで確認してもいいけどこっちのが楽。
ls -l /dev/disk/by-id | grep /sdz
ls -l /dev/disk/by-id | grep /sdaa
ls -l /dev/disk/by-id | grep /sdab
ls -l /dev/disk/by-id | grep /sdac
ls -l /dev/disk/by-id | grep /sdad
ls -l /dev/disk/by-id | grep /sdae

1から順にsdaa,sdac,sdab,sdz,sdad,sdaeということがわかりました。

とりあえず3台でZFSのRAID0を組んでみます。
sudo zpool create -m /mnt/hgst6tb hgst6tb /dev/sdaa /dev/sdac /dev/sdab
zpool status hgst6tb
sudo chown hyperbanana:hyperbanana /mnt/hgst6tb

smb設定
sudo vi /etc/samba/smb.conf

[hgst6tb]
path = /mnt/hgst6tb
writable = yes
guest ok = no
valid users = @hyperbanana
create mode = 0644
directory mode = 0755

設定反映
sudo systemctl restart smbd

この状態でCrystalDiskMarkをしてみるとこんな感じになりました。

この状態で更に1台追加し、4台のRAID0にしてみます。
sudo zpool add hgst6tb /dev/sdz
zpool status hgst6tb

試しにこのPOOLにはplotファイルを1個放り込んでおきましたが、特にリビルド等は走らずに即容量が拡張されました。

次はPOOL NAMEの変更を試してみます。「hgst6tb」から「hgst6tb_1」へ。
なお、一旦SMBの共有は停止します。

一旦エクスポート
sudo zpool export hgst6tb

インポートするときに名前変更
sudo zpool import hgst6tb hgst6tb_1

マウントポイントも変更
sudo zfs set mountpoint=/mnt/hgst6tb_1 hgst6tb_1

確認
zpool status hgst6tb_1
zfs get mountpoint hgst6tb_1

うまくいきましたが、sdzだけ表記が変わらないのが解せぬ…

余談ですがsudo zpool importコマンドのみ叩くとインポート可能なPOOL一覧が出るらしいです。

あまりの2台はまた別のPOOLにしておきます。
sudo zpool create -m /mnt/hgst6tb_2 hgst6tb_2 /dev/sdad /dev/sdae
sudo chown hyperbanan:hyerbanana /mnt/hgst6tb_2

SMBの設定
sudo vi /etc/samba/smb.conf

[hgst6tb_1]
path = /mnt/hgst6tb_1
writable = yes
guest ok = no
valid users = @hyperbanana
create mode = 0644
directory mode = 0755

[hgst6tb_2]
path = /mnt/hgst6tb_2
writable = yes
guest ok = no
valid users = @hyperbanana
create mode = 0644
directory mode = 0755

反映
sudo systemctl restart smbd

Crystal Disk Markの結果はこのようになりました。HDD4台かHDD2台の構成が一番マシかなぁ。

これで当分は凌げる。

HDDの総数

気づけばHDDの数が増えすぎて全然管理できていないことに気づいたので重い腰を上げてリスト化しました。接続PC、モデル、シリアル、入ってるPlotの数、Running Timeを簡単に。

これによると、すごいことになっていました。
HDD 483.2TB(非Chia用のものやRAIDのパリティも含む)
HDD 86台
OG 1103個
PP 2139個

とはいえ29台が2TB以下なので、キャパオーバーしたらこれらは排除することになるかと思います。

最近のチア農場

種類 個数 容量 POOL
og 1184 117.24 TiB hpool
portable 2139 211.703TiB SpacePool

hpoolの容量が反映されるのが相変わらず遅いです。