200vコンセント増設工事

マイニングRIGは大量の電力を消費します。グラボ1枚で100w前後です。ブレーカーは大体15A~18Aくらいで落ちちゃうみたいなので、1コンセントあたり大体1500w~1800wしか使えないわけです。100vの場合は。「電力W = 電流A x 電圧V」ってのを遥か昔理科で習った事を思い出しました。要は200vにすれば倍使えるね。ということで200vコンセントの増設工事を電気屋さんにお願いしました。

200vにする対象はコレ。もう何年も前にエアコンを設置する際にコンセント追加工事をしたんですが、そのときにFケーブルを無駄に4本引き込んでもらってたんです。それが活きました。

ベランダの屋外コンセントにもつながってるNo.3とエアコンのNo.4は100vのまま。No.1とNo.2を200vに変更してもらうことにしました。200vのコンセントは「通し」というコンセントの口を作って、更にそこから別口へケーブルを伸ばすことができないらしいです。なので、大き目のBOXを設置し、そこからタコ足の如くたくさんケーブルを伸ばすことになるようです。電気屋さん曰く「200Vのタップは見たこと無い」そうなので、ひとまず8口つくってもらうことにしました。

作業場。工事がくるっていうんで大急ぎで荷物減らしました。おかげで隣の部屋が潰れてます。

200vの工事、資格とって自分でやったほうがいいんじゃないかと一瞬思ってやり方調べたりしてたんですが、プロにまかせてよかった。難しそう。

こんな感じで1BOXから4本線が出てそれぞれが200vのコンセントとなります。メインラックとRIGに用のラックそれぞれで使えるようにケーブルは長めにしてもらいました。

最後にブレーカーの部分で100vから200vに変更をして終了です。作業時間は約4時間程度の結構な長丁場でした。RIGの真横での作業は暑かったであろうと思います。工事費用は4万円(税別)でした(材料費込)、露出配線のみだったのもありますが、かなり安くしてくれたんだと思います。エアコンラッシュで忙しい時期に本当にありがとうございました。

RIGの配線などは明日からがんばります。

ホームセンターに行ったらコンセント売ってました。意外といいお値段するんですね。てか作業時間的にみても4万は安すぎだと思った。この電気屋さんに今後もお願いしよう。

工事中、私は何をしていたのかというと、電気屋さんと雑談しながらライザーの動作確認をしていました。Amazonの悪名高い某マケプレで購入し、香港から発送されたVER 003ライザー(5個)は無事に全部動作しました。配達予定日を1週間以上過ぎての着でしたが、動いたのでまぁいいや。

200vのコンセントは見慣れぬ形をしています。200v用の電源ケーブルはミスミの通販で購入しました。1本1,843円と、結構いいお値段。100vのは腐るほどあるっていうのに。とりあえず8本購入。他のとこで買うともっと高そうでした。