本格水冷に挑戦4 GPU水冷編

本格水冷めちゃくちゃ良いです。なにより超静かになりました。CPUクーラーは今までEVGAの簡易水冷だったんですが、これが超うるさいんです。主にポンプのノイズです。EVGAのポンプは回転速度を調節できず、常にマックスで回り続ける感じです。空冷よりはるかにうるさい。実はこれが本格水冷に手を出した理由だったりします。本格水冷してよかった。温度も特に問題なさげ。

ここまで来ると次に気になるのがグラボですよね。ベンチマーク動かして負荷をかけるとグラボのファンの騒音が気になっちゃいます。でも、グラボのWaterBlockって意外と高いんですよ。どうせならRTX2080あたりに買い換えてそれを水冷化したい。

などと思っていたんですが耐えられずポチってしまいました。現状GTX1070で十分すぎますし。

Thermaltake Pacific V-GTX 10 1080/1070 Nickel Full Cover Transparent GPU Water Block $139.99

特に光ったりしません。GTX1070用のWaterBlockの中で一番安いやつです。EKWBのものはバックパネルが別売りだったりで$180近くなってしまいます。Bykski製のも安かったりするんですが、Amazonでは送料別で意外と高コスト。Thermaltake一択でした。

この水枕、意外と重い。EKWBのサイトで水枕が無いって判定されたEVGAのICX版GTX1070SC2を試しに分解してみました。

上がEVGA GTX1070SC2、下がEVGA GTX1070SC Black Editionです。たしかにファンコネクタが邪魔で入りませんでした。

無難にEVGA GTX1070SC Black Editionを水冷化しました。

EKWB製はバックプレート別売りでしたが、サーマルテイク製はバックプレート付きです。ただしサーマルパッドで放熱するわけでもなく、単に反り防止的な役割しかなさげです。まぁBlackEditionはもともとバックプレート無いタイプなので関係ないですね。

クーラントを抜いていざケーブリング。排水バルブつけておいて本当によかった。楽ちんです。

注文していた流水計と温度計が届いたのでついでに装着します。温度計の位置を天地逆にすればよかったです。これだと空気が溜まってしまい、どうしても抜けません…

そしてこの流水計、ポンプをMAXで回すと異音がします。とはいえ通常使用時はポンプは控えめなので無音ですので特に問題はありません。

リークテストも問題ありませんでした。

いやしかし、ソフトチューブにしておいて本当によかったです。もちろん欠点がないわけではなく、ソフトチューブを短くしようとすると折れ曲がってしまいます。今回の場合だとグラボ水枕の裏からチューブを出せなかった。