本格水冷に挑戦2 組み立て編

前回のつづき。アマゾンから荷物が続々と届きました。

同時にポチったのにバラバラ梱包で届くあたりさすがアマゾン。きっとアメリカ全土から送られてくるから個別に梱包するほうが低コストなんでしょう。ハワイに届くのはだいたい同じタイミングなので1度の配送でたくさんの荷物が。(封筒系がUSPSでダンボール系がUPS)

流水計と温度計だけ1週間近く納期が遅いためありません。

140mmファン3連の420サイズラジエーター、さすがに巨大です。

中古のポンプはまさかの未使用品でした。封印シールが破かれてません。箱はかなりボロボロでしたが。中身も使用感全くなし、これで価格は新品の1/3、買ってよかった。

まずはパーツ洗浄します。特にラジエーター。精製水でじゃぶじゃぶ洗います。ボウルに出してみたらカスみたいなゴミがちょいちょいでてきました。海外の水冷動画みると洗わずに組んでる人結構いるんですけど、洗うべきです。

結論から言うとこのラジエーター。普通につきませんでした。ネジ穴が合わない。またかサーマルテイクぅぅぅぅぅぅ!!!!!

ガラスパネルマウント用の支柱と干渉します。外さないとラジエーターつきませんでした。

サーマルテイクの公式サイトみると42cmのラジエーターつくって書いてあるじゃん。そうか。サーマルテイク製じゃないとダメなのか。そんなの知るかよチクショー!他社製なら素直に360mmサイズのラジエーターにするべきです。12cmファンのがバリエーション豊かですし。

そして、ポンプ用のマウント金具もつきません。ネジ穴が隠れちゃいます。今回は14cmファンにマウントする金具を念の為買っておいたのでセーフでした。サーマルテイク製のD5ポンプを選んでいたら泣き寝入りでした。本当にサーマルテイク製のポンプにしなくてよかった。助かった。はぁ…(ラジエーターを上に出っ張らせればつくかもしれない、見栄え悪いけど)

うん、ガラスパネルなんてなかった。これはオープンフレームケースです。どうせチューブが出っ張りすぎててつけられない。左の支柱はあえて残してます。ヘッドフォンかけたりできそうだし。

ちなみにチューブは長めにしてます。あとからGPUも水冷化するつもりだし。ソフトチューブはちょっとかっこ悪いね。

キッチンに移動してリークテストを行います。ここで前回紹介し忘れたパーツを紹介します。アイネックスのATX電源検証ボードです。余ってるクーラーマスターv750電源につなげてポンプを動かすために使います。本体の電源いれちゃうと、漏れた時もろもろ死ぬからね。まずはPCの電源をいれずに水が漏れないかテストします。

まずはクーラントではなく精製水を入れて回します。漏れたらすぐわかるようにキッチンペーパーを配備。2時間ほどまわしてみて漏れてないことを確認しました。リークテスト完了です。

ひとつ追加で買ったパーツがありました。Koolance VLV-VL002K Pressure Valveという圧力弁です。$12.49でした。リザーバーの破裂を防止するためのもの。空気は熱くなると膨張するので、これで自動的に気圧が調整されます。

リークテスト後、一旦水を抜き、抜いた水の重さを測ります。大体500ml弱なので、同じくらいのクーラントを作ります。

本番。クーラントをいれていきます。

しばらく動かして空気をなるべくリザーバーに集めます。ケースを傾けたり揺すったりするといい感じ。

デフォルトの発光パターンはこんなかんじ。最近のはとってもキレイですねぇ。単色に光るファンはよく見たけど、最近のはすごいなぁ。

とりあえずこのまま一晩動かして漏れてなければ完成です