新たなるHDDマイニング~chia mining~

ここ数日、このブログのとある記事のアクセス数が跳ね上がっていました。
HDDマイニングのBurstCoinの記事です。

それと同時にアマゾンからHDDの在庫が消え失せました。

ちょうど数日前にあたらしいNASを買ったのでHDDを購入しようと思っていた矢先のことでした。

買ったのはQNAP TS-932PX-4G 使用感のまったくない中古で$409.70という掘り出し物でしたが、HDDが売っていない!!!!!

売ってたとしても値上げしてるし納期がめっさ先だし数量限定されている。ほかはだいたいCurrently unavailable.

勘弁して欲しい。

調べてみるとChiaという仮想通貨の影響らしい。

HDDマイニングでぐぐってみると4件目にあった。そりゃPV爆増するわけだ。

どうにも悔しいのでChiaマイニングやってみることにしました。

Chia マイニングのやり方

公式サイトでクライアントをダウンロードしてきましょう。対応OSはWindows、MacOS、Linuxみたいです。手っ取り早くWindows10で試すのでWindowsをクリックしました。

「ChiaSetup-1.0.5.exe」というファイルを実行します。

Windowsファイアウォールでブロックされたと出たので、アクセスを許可します。場合によってはウイルス対策ソフトが誤反応するかもしれません。その場合は除外設定を行ってください。

右上から表示言語を選ぶこともできます。

日本語も選べましたが、用語がクソダサいのと文献が英語ばっかりなので表示言語はEnglishのままが良いと思います。慣れないようならちょこちょこ切り替えながらやるのがいいかな?

「CREATE A NEW PRIVATE KEY(秘密鍵を新規作成)」をクリックします。

24個のパスワードが表示されますので全部メモしてください。順番も重要です。決して失くさないでください!!!!!復元する際にはこの24単語を順番どおりに入力する必要があります。

▼メモし忘れた場合の確認方法

Keysタブをクリックし、「See private key」をクリックします。
ここで確認可能です。

2017年の仮想通貨ブームの時、友人に布教してBTCを買わせたことがありましたが、そいつはウォレットのパスフレーズを紛失してとてつもない損失を出しました。取引所に置いたままにしていればよかったのに、コインチェック事件のあとiPhoneのウォレットに移し、それを紛失していました。当時20万とかそこらだったBTCもいまや600万円ですからね。かわいそうに。

閑話休題。

「NEXT(次へ)」をクリックするともう一度Windows ファイアウォールのダイアログが出ますので許可します。

メイン画面です。Full Nodeタブでは、ブロックチェーンのステータスを確認できます。まずは同期するところから。Status がSyncingになっています。長大なブロックチェーンをPCにダウンロードしているわけです。完全に同期するまでおそらく半日以上かかることでしょう。このまま放置します。

(翌日追記)
約12時間後、ブロックチェーンの同期が完了しました。やはり半日でしたね。

Walletsタブでは獲得したChiaCoinが確認できます。まだありません。

Plotsタブでプロットを作成します。

①Choose Plot Size

調べるとK=32が一般的なサイズっぽい感じ。K=32であれば7~15年の寿命があるとのこと。十分過ぎますね。その場合最終的なPlotSizeは101.4GiBになり、プロットを作る際の一時ファイル用に239GiBのスペースが必要になる感じです。

②Choose Number of Plots

Plotをいくつ作るか。HDDの残り容量と相談しましょう。下のラジオボタンは並列で作るか1つずつ作るか。詳細で使用RAM、スレッド数などを指定できます。

③Select Temporary Directory

一時ファイルのディレクトリを指定します。高速なSSDが良いそうです。K=32であれば239GiB以上のSSDを用意する必要がありそうですね。temp ディレクトリは複数指定できるから小さいSSDも使えるのかもしれません。(できませんでした)

④Select Final Directory

最終保存先を指定します。

CREATE PLOT

さて、これでプロット作成が始まるはずです。

現在はプロット作成用のHDDを整理している最中なのでとりあえずここまで。いつもなら全部やってうまく行ったあとに記事にすることが多いですが、最初のあたりどうしていたかを忘れることが多いので少しずつ記事にしていこうと思います。

つづき書いた。