NASのキャッシュ用のSSDの末路
Chiaが流行ってHDDが枯渇する直前にNASを買いました。前も紹介していますが、QNAP TS-932PX-4Gといやつで3.5インチベイ5個、2.5インチベイ4個です。2.5インチはSSDを入れてキャッシュにすることで高速化できるようです。
これを選んだ最大の理由は10GのSPF+ポート付きということ。2.5GのLANもついてます。こんなのあったらSSDキャッシュしたくなりますよね。
というわけでSAMSUNG 870 EVO 2TBをポチってました。2,400 TBW(Total Bytes Written)なのが決め手、他よりダントツで長かった。例えばMX500の2TBは700TBWしかありません。
しかし、なんか配達失敗したっぽい…再注文しなきゃいけないのかぁ、どうせHDD手に入らないから当分は買わなくていいや。などと思っていたら何日か遅れでしれっと届きました。
一緒に届いたのはASUS 10Gbps SFP+のNIC(中古で$61.87)と10mのLC-LC Fiber Cable($12.99)。現時点のQNAP NAS設置場所が不安定なので、こいつらを使って隣の部屋に移設する予定。
ていうかこのSSD、箱潰れてるし一度開けた形跡があるんだけど…
まぁ、中身は新品だったので良いか。スクショは少し使ったあとなので書き込み総量増えてますが…
ChiaのPlot用に転用されるSSD…
こいつがなにをしているかというと、お察しの通りChiaのプロット作ってます。
2TBだから5つ同時だ!!!
i7-7700K、メモリ32GBのPCに突っ込んで、4スレでやってます。
chia plots create -k 32 -b 4608 -r 4 -u 128 -t D:\ChiaTemp1 -d Y:\ChiaPlots870Evo -n 10
4スレッドCPUが使われるのはフェーズ1だけなので、フェーズ1の工程が2つまでしかかぶらないようにプロット作成の開始タイミングをズラしてます。大体1時間半弱くらいずつ遅らせるとちょうどいい感じかな。
プロット開始時間と終了時間、カッコ内はかかった時間のメモを載せておきます。
窓1
15:03-23:07 (8:04)
23:19-09:23 (10:04)
09:34-19:37 (10:03)
窓2
16:01-00:53 (8:52)
01:05-10:59 (9:54)
11:11-21:12 (10:01)
窓3
17:18-02:28 (9:07)
02:40-12:37 (9:57)
12:49-22:55 (10:06)
窓4
18:39-09:09 (9:40)
04:36-14:33 (9:57)
窓5
20:26-06:16 (9:50)
6:28-16:30 (10:02)
5つ同時だと10時間くらいのようです。容量の少ないSSDに1つだけプロットすると5時間ですが、2TBのSSDなら1つあたり2時間でできる計算になります。その分寿命がマッハで減りますが…多分NVME SSDならもっと速いんじゃないかと思います。
870EVOなら寿命長いし、擦り切れる前にHDDが揃う予定なので、そうしたらNASキャッシュ用として活かすつもり。
Chiaの現状は…
プロット数が111になりました。もうちょい頑張れば見込みが30daysになるはずなんですが、なかなか追いつけません。
現状、PC3台で11並列でプロット作成をしています。内訳はMX500 1TBで2つ。WD12TB外付けHDDx2で2つ。TOSHIBA SATA HDD2TBで1つ。970EVOPlus500GBで1つ。870EVO2TBで5つ。これだけやってようやくギリギリTotal Network Spaceの増加に食いつけて行けている感じ。これPC1台でプロットも1つだけ、なんて環境だったら絶対に無理ですね。せめてプールがあれば多少マシかもしれませんが、現状は手を出さない方が良いと思いますよ。あとはChiaの価格がどうなるやら。取引開始までもう少し…(5/3/2021 at 10:00AM PDT)
中古の安いHDDを複数買ってプロット専用にしてみるのもいいかなぁ。なんて考えてるだけでも楽しいのでもう少し楽しませてもらいます。
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